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ヘルニア症状で腰を引っ張るリハビリの効果の紹介です。
腰を引っ張るリハビリには機械と重りの2種類があります。機械は約10分程度で通院で行いました。
重りは約8時間で入院で行いました。ただ、8時間と長時間ですが、連続ではなく、一日の間に8時間引っ張るということです。
腰には普段重力や体の動かし方などで押さえつける力が働くことが多いのだと思います。
このリハビリでは逆に引っ張ると言う事で、腰の椎間板や骨のストレスを取り除いたり飛び出した椎間板の吸収を助ける効果があるのかも知れません。
ただ、引っ張る事で効果がなかったり、症状が悪化する可能性がありますので必ず医師に相談してから行うようにして下さい。
ここでの内容では実体験に基づいて書いていますので、あくまで参考でお願いします。
その他のリハビリについてはヘルニア症状でのリハビリを参考にしてみて下さい。
機械で引っ張るのも、重りで引っ張るのも注意しなければいけないのが、必ず足を曲げて山の字にしてから引っ張っていました。
その効果はと言うと実体験ではあまり効果はありませんでした。通院では2週間程度通いましたが効果はなく、入院でも3週間は引っ張ったと思いますが効果はありませんでした。
しかし、ヘルニア症状ではよく取られる治療法みたいで、入院している人は必ずと言っていいほど行っていました。
医師も最終手段が手術であり、その前には効果がありそうな治療法は出来るだけ試したいと思っているのではないかと思います。
ヘルニアは椎間板が飛び出し、それが神経に接触し、神経が炎症を起こすことで痛みを感じるものです。
単純に言えば障害物の椎間板をどうにかして正常な状態にする事も大事なのかも知れません。
ただ、引っ張ることで症状が悪化すると言う事もありました。その時には医師に相談すると中止するように言われましたので、その辺りも注意が必要なのかも知れません。
実体験では症状が悪化したという表現をしていますが、あくまで一時的な物である程度時間が経つと元の痛みに戻りました。
引っ張る方法は、単純でベッドに寝て足を山の字にして足を引っ張ります。
足を山の字にする方法は通院では山の字形のクッションを足の下に入れたり、入院ではベッドを折り曲げて山の形を作ります。
また入院の時は、上半身は30度ぐらいでしょうか上にし、Vの字のようにした状態で足を山にします。この形は入院してすぐに医師により角度や位置は指示がありました。
テープなどで印をつけてもらい、引っ張る時には指示通りの形に、寝る時などは元に戻すという形になります。
寝ている時は引っ張らないようにと言われるのですが、引っ張っていると動けないので逆に引っ張っている時に寝ているような時もありました・・・。
角度や位置も微妙で、効果を感じる角度や症状が一時的に悪化する角度など微妙なことで症状が変化するので、その事から考えるとベストな状態で治療し続ければ効果があるのかも知れません。
内容では実体験に基づいて書いていますので、あまり効果がないようにありますが、他の患者さんでは腰を引っ張る治療とブロック注射などのいろんな治療を重ね合わせて症状が緩和し手術と言われていたのですが、手術を行わず退院していった患者さんもいました。
また、引っ張るのリハビリに効果があり、ヘルニア症状が悪化する度に入院し休養と引っ張ることでヘルニア症状が緩和するという患者さんもいました。
その患者さんに聞くと2〜3年に一度入院しリハビリを2週間リハビリを行うということでした。
その他効かない患者さんや効果を多少感じるが症状の緩和とまでは言えないという意見などいろいろな話を聞きました。
意外に自分が感じる効果と全く違う事を感じている患者さんもいますので、そのような話を聞けば、辛いリハビリにもやる気がでるのではないかと思います。
Copyright リハビリで腰を引っ張る効果 2010