ヘルニア治療法1〜腰を引っ張る〜

ヘルニア治療法1〜腰を引っ張る〜

ヘルニア症状が出て、まず試した治療法が腰を引っ張ることでした。

腰を引っ張ることで椎間板にかかる負担をなくし、ストレスを解消するのが目的ではないかと思います。

効果については人それぞれで、ヘルニア症状がなくなる人から、症状が悪化する人までさまざまでした。

なので一概に効果がどうとは言えませんが、実体験と他のヘルニア症状のある患者さんから聞いた話を紹介します。

また、その他の症状や治療法は椎間板ヘルニア治療の実体験を参考にしてみて下さい。


ヘルニア治療法1〜腰を引っ張る〜

ヘルニア治療で腰を引っ張る方法は2つありました。どちらも同じように膝を曲げ腰にベルトを巻き引っ張るのですが、1つ目は機械で引っ張ったり、戻したりと約10分程度でしょうか、繰り返し腰を引っ張ります。

この治療法は通院で行い、短時間でのリハビリとして行われているみたいでした。

効果の方は正直あまりありませんでした。ただ、毎日通われている方もおり、各人のヘルニア症状により効果は違うのだと思います。

2つ目は同じように引っ張るのですが、ベッドに寝て、重りをつけて引っ張り続けるという治療法です。

重りといっても腰が引っ張られる程度で、何十キロの力が腰にかかるのではありません。

軽く引っ張られる感じで長時間行う治療法で入院で行い、8時間行うように指示がありました。

ただ、連続8時間ではなく、一日の間で8時間程度行うと言う事で、トイレや食事、寝ている間には引っ張ることはしません。

効果としては、楽になる日もあれば、症状が悪化する時もあるという感じでした。

症状が軽くも重くもなることから、やはり腰にかける負担のバランスが悪いとヘルニア症状が悪化するのかも知れませんし、日々変わる痛みの程度にも関係があるのではないでしょうか。


引っ張ることのメリット

腰を機械や重りで引っ張る治療法のメリットは、やはりデメリットが少ないと言う事ではないでしょうか。

薬や注射などでは即効性があり、効果を実感できるので治療をしたがる患者も多いと思います。

しかし、副作用や注射で神経を痛めるなどデメリットもないことはありません。

腰を引っ張る治療法でのメリットは体にかかる負担は少なく、ヘルニア症状が緩和される可能性があり、デメリットの少ない治療法だということではないでしょうか。

デメリットというのでしょうか、悪い所を言えば、時間が必要と、長期間の継続が必要、そして効果がでるのがゆっくりであり実感することが遅いということでしょう。

引っ張ることで症状が悪化すると記載していますが、あくまで一時的なものである程度でもとの状態には戻りますのでデメリットとは考えない方がいいのではないでしょうか。

ただ、痛いのに続けると言う事はよくないと言う事ですので、痛みが強くなるようでしたら、医師に症状を伝え継続するか中止するかを相談した方がいいと思います。


ヘルニア症状で引っ張る注意点

ヘルニア症状で腰を引っ張るのに、医学的知識もなく、むやみひ引っ張ると椎間板や骨に負担をかけるだけと言う事にもなるかも知れません。

リハビリとして病院に通うのがいいと思いますが、通院の時間がとれない方などは医師に相談し、自宅でどのようにすればいいのか相談した方がいいと思います。

また、症状が強く、痛みが激しい時には避けた方がいいのではないでしょうか。

継続的に続けると言う事が大切であり、思いっきり引っ張っても効果は期待できないのではないかと思いますよ。

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